グループのポートフォリオを作り、データを渡して印刷してほしいと頼んだら、最悪の画質で印刷されていて文字もぼやけていた。こんな扱いを受けなければならない程のものを作ってしまったと落ち込んだ。印刷し直すと言ったがそのまま体調を崩してしまい、結局直すことができないまま提出された。

体調が良くならない。学校に行くとめまいがして汗が止まらなくなり早退した。何か口に入れると気分が悪くて戻してしまう。部屋を片付けることができず、嫌な気分のまま抜け出せない。生理も重なって、生理痛が普段よりもひどく薬を飲んでも効かない。指に力を入れることができず文字を書くことが難しい。ここまで弱ったのは久しぶりで一人暮らしの大変さを感じている。

今はbody formの課題をしている。最近は具体的な人間が苦手だ。特に女がほぼ全員汚くて気持ち悪い。生身の人が着る服など作れそうにない。自分も含め高校生以上の女が大体苦手で、小3〜中学生くらいの女の子の1割くらいしかきれいだと思わない。男の人はまず興味がないというかよく知らない。容姿が整ってるとかは分かるけどそれ以上は何も感じない。でも汚いともそんなに思わないかもしれない。なんというか、男の人が汚くても汚くなくても私にとってはどうでもいいことに感じる。ただ少年に対しては違う。自分の信じていることを疑わなくて、愚かで美しい彼らが私にはわからない。私は小さな頃から女であったしどう見られているか、相手はこちらにどう思っているかなどずっと考えてきた。街や電車の中で誰が私に興味を持っているかというのはすぐに分かる。目を合わせると大体声をかけてくる。今まではそれが嬉しかった。どんな相手であれ、気を持ってくれていることが私がここにいても許される感じがした。ただ興味のない相手にばかりちやほやされても何一つ満たされなかった。それどころかこんな人に話しかけられるなんてと自分のレベルの低さに落ち込むようになった。かといって派手な格好をしたり、髪を染めたりするのは私の好みではない。自分の容姿を客観的に見ている。清楚で大人しそうで、趣味や何を考えているか、どんな人が好みかなど分からないようにしている。私はハロプロのアイドルが好きだからどこか寄せていると思う。ただ私の中身は違う、アイドルとはかけ離れた、俗で暗く汚いものを抱えている。純粋な、ただ美しいものをみたい、世界をすべて知りたいという人と出会うとき、私のしていることは何一つ本当ではないと分かる。きっと由智さんはそういう人を選ぶのだろうと毎回感じる。彼がいれば何もいらないが彼はいないので色々といる。