彼は今頃眠っているのだろうか。ひどく寂しくても心臓が動く限り生きている。死んでしまいたいと何度も思うがもう死のうとすることはしない。諦めなければいけない。終わりが来るまでただ待つのだろう。その間に私には何ができるだろうか。彼をどうしたら愛せるのだろう。彼の幸せをただ願うことができたらどんなに楽だろう。彼の愛しているひとを愛し、彼のすることすべてを肯定し、彼の言うことを何もかも信じたい。